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留学体験談

ロンドン・メトロポリタン大学で翻訳を学ぶ

大塚 麻里さんの体験談 第6回 Autumn semester 総括
ロンドン・メトロポリタン大学の翻訳コースには、Work placementという企業で翻訳業務を実際に体験できるインターンのモジュールが組み込まれており、その実践的な内容からとても人気のコースです。同コースへの留学を実現された大塚さんの現地レポートをお届けします。
大塚 麻里さん

 大塚 麻里さん
 留学先:ロンドン・メトロポリタン大学
 専攻名:応用翻訳 MA Applied Translation Studies
 留学期間:2010年8月~2011年9月
  beoの留学サポート利用してロンドン・メトロポリタン大学へ留学。(奨学金受賞者


前回のレポートでも書きましたが、1年のMAコースも早、半分が過ぎてしまいました。この半年、授業や課題を通して学んだことを振り返ってみたいと思います。

英語力・授業で必要なスキル

翻訳という特性からか、コースには留学生も多いので、授業中ディスカッションで英語力がなくて本当に困った・・・という経験は正直あまり、ありません。ですが、問題は膨大な量のリーディング課題でした。

毎回、教授の作成するモジュールノート(パワーポイントで、授業は主にこのパワポに沿って進められます)の最後に参考文献がびっしり記されています。特に、翻訳セオリーを学ぶ授業では、授業中だけですべての理論を網羅するのはもちろん不可能。授業外でもどれだけ読み込んだかが、11月中旬締めだった最初のcourse workのキーだったと思います。それに気づくのが遅い私は課題提出ぎりぎりに苦労しました。。。

リーディングについてはアイエルツを受ける際にだいぶ訓練したつもりでしたが・・・甘かったなと反省しています。とにかく時間のかかるわりには頭に入らず・・・毎日読むくらいの根性がないとなかなか身につかないですね。また1つ問題なのは、翻訳はもともと、西洋中心に発達している学問なので、日本語には少しそぐわないかな・・・と感じる理論も中にはあること。実際、日本人の書いた論文を見ていると、その点について指摘しているものも少なからずあります。修論のテーマとして現在考えているところです。

課題・リサーチスキル

前期はとにかく(後期も?)膨大な課題に苦労しました。

1年のMAは忙しいとは覚悟していましたが、とにかく翻訳は時間がかかります。訳す文書がそもそも、経済、金融、政治、ITなどの専門分野なので、訳し始めてすぐに専門用語に遭遇してネット、辞書で調べながら地道にコツコツと訳します。また特に政治系の文書でコラムタイプのものだと隠喩を多々もちいたウィットに富んだ文章も多く、イギリス人でないとわからないのでは・・・というフレーズを前に1時間くらい調べて悩んだことも。

結局、最後は知り合いのネイティブに聞いて無事解決しました。自分のリサーチスキルの改善はもちろんですが、そういったネイティブの友達のネットワークは大切です。特に私の場合、高校時代に2週間ほど語学研修に参加した以外は留学経験もなく、アカデミック英語の知識は皆無。11月に提出した最初の課題は無謀にもネイティブチェックを受けぬまま提出し、内容というよりは英語の使いまわしで教授に理解してもらえない部分が多く、ぎりぎりでパスしたという苦い思い出が。。。それ以来、フラットでも学校でも誰かを捕まえてはチェックしてもらっています・・・。

課題の1つ。評価が気になります・・・
課題の1つ。評価が気になります・・・

ロンドン・メトロポリタン大学にはライティング・センターという、マンツーマンで課題をチェックしてくれるサービスもあるので、そちらも利用しています。生きた英語はなかなかすぐには身に付きませんね・・・

これから身につけたいスキル

先にも述べたように、英語力のレベルアップはもちろん、リサーチスキル、プルーフリーディングスキルなど今後の課題は多いですね。。。特にプルーフリーディングについては翻訳するのに必死で、どうしてもチェックが甘く・・・友人に指摘してもらって助けられています(汗)

振り返ると改善点ばかりですが、この半年を通して一番身についたのはこういった周囲とのネットワーク構築力かもしれません。課題の評価が低くて落ち込んでいたところ、「みんな自分ひとりで全部はできないんだから」と、エッセイをチェックしてくれるクラスメイトや、夜な夜な課題のプルーフリーディングを手伝ってくれるフラットメイト、なかなかいい訳が思い浮かばないときにヒントを与えてくれた日本人の友達・・・などこの半年だけですでにたくさん助けられています。

翻訳はどうしても部屋にこもりがちになってしまいますが、周囲からのアドバイスがきっかけですっと謎が解けたように訳せたことも多く、情報収集は欠かせません。私も少しでも彼らの役に立てるよう、スキルアップしていきたいですね。

その他、日常から

ちょうど1月前半の課題に忙殺されていた頃、目の酷使のしすぎか?ものもらいになりました。課題の締め切りも近かったので、ひとまず市販薬で応急処置して提出してから病院に・・・と2~3日放っておいたら大変なことに。。。慌てて大学近くの日系病院に駆け込んで、薬をもらってきました。さすが、こちらの薬はよく効きます・・・今ではすっかり回復していますが、翻訳を始めてから目のトラブルが多いような・・・次年度、翻訳を学ばれる方もお気をつけください・・・

こちらで初めて病院にかかりました
こちらで初めて病院にかかりました

ちなみに治療費は渡航前に留学保険に入ったおかげで無料でした。病院のお世話にはあまりなりたくありませんが、入っておいてよかった・・と感じた出来事でした。病院を出る際、エントランスにいたドアマンが「きっと今夜はいいことがあるよ」と声をかけてくれました。ロンドンは忙しい街ですが、そんなちょっとした人の優しさにいつも助けられています。

それでは長くなりましたが、次学期もロンドンの学生生活をお届けしたいと思います。

大塚さんの奨学金受賞インタビューの模様はこちら
beo/ロンドン・メトロポリタン大学共同奨学金受賞者インタビュー